ソフトウエアとは、プログラム(プログラミング)とデータのことで、ソフトウェアには基本ソフトウェアと応用ソフトウェアがあって、基本ソフトウェアにはオペレーティングシステムや言語処理ソフトなどがあります。
応用ソフトウェアには業務専用ソフトウエアやユーティリティソフトウエアなどがあり、ソフトウエアの流通の仕方によって専用ソフトウエアやパッケージソフトウエア、フリーソフトウエアなどと言われるものになります。
オペレーチングシステムとは、利用者が作ったプログラム(プログラミング)を実行する際にハードウエアの能力を活用し易くするためのプログラムで、ハードウエアと利用者のインターフェイスやプログラムの開始、中断、再開、終了などの管理が主要な仕事なのですが、記憶装置や入出力機器などの管理やファイルの管理、利用者の管理、言語処理などの仕事が存在します。
オペレーチングシステムの種類にはハードウエアの運営方法によってバッチ処理システムやスプーリングバッチ処理システム、マルチプログラミング処理システム、時分割処理システム、実時間処理システムなどがあります。
本来、マン・マシンインターフェイスの役割を行うソフトウエアで、計算機のハードウエアを効率よく活用するために利用者とハードウエア間の橋渡しを行い、利用者にハードウエアを意識させないで、計算機を利用することができるようしたのです。
計算機はある仕事を分割し、またはまとめて処理する方式のことです。
主記憶装置にはプログラム(プログラミング)やデータの読み込みなどから、仕事の動作状況の監視や仕事の終了処理をするモニターが常にあり、プログラムまたはプログラミング言語で書いたものを機械語に翻訳するコンパイラやプログラム、データなど、磁気テープや磁気ドラムなどからその度に読み込まれるのです。
このシステムの欠点は仕事を切り替えるのに時間が掛かるしてしまい、そのため計算機演算をしていない時間が多いことです。
プログラムやデータはカードに書き込まれており、カードを読み込む必要があるのですが、カードの読み込みを行う時には計算機の演算能力はほとんど使用しなく、アイドリング状態にあり、この時間を短縮するためにあらかじめ小型の計算機を使用してカードを読み込み、磁気テープや磁気ドラムなどに記憶させるとプログラムやデータの読み込みに計算機本体を使用する時間が短縮されるので、多くのプログラムを実行できるようになるのです。
複数のプログラムが主記憶装置に常にあり、プログラム(プログラミング)が入出力処理を必要としたときの計算機がアイドリング状態になる場合、他のプログラムに切り替え、計算機を有効に利用したものです。
例えば、飛行機の座席予約システムを考える場合、いくつかの端末があって、そこから別々の要求が計算機に伝えられ、それぞれの端末に対応するために、それぞれの端末からの要求に応じたプログラム(プログラミング)に切り替える必要があります。
このようにそれぞれの要求に応じて、計算機の演算能力の時間を分割して処理し、すべての仕事が同時に処理されているようにみえるシステム方式です。
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Last update:2022/12/6
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