1964年、米ダートマス大学ジョン・ケミー教授とトーマス・カルツによってBASICという初心者向けのプログラミング言語(プログラミング)が開発されました。
英単語の「Basic(基礎)」という意味も持っていると考えられ、インタプリタとしてマイコンなどに実装されることが多く、1980年代初期に一気に使用する人が拡大しました。
それと同じ年にIBMがPL/IというFORTRANとCOBOLの両方の特徴を生かしたプログラミング言語を開発し、IBMの大型の機会などで利用されたのですが、仕様が複雑なため、大型計算機以外で使われることはほとんどなかったそうです。
1967年にSimulaというものが開発され、この言語はあまり使用されなかったのですが、最初にオブジェクト指向を取り入れた言語です。
1971年、スイスのニコラス・ワースという人がPascal(パスカル)というものを開発しました。
1972年、ベル研究所のデニス・リッチイがC言語を開発し、この言語はユニックス(Unix)の基本ソフトを作るために開発されました。
他の言語に比べアセンブラに似ており、大きなプログラムを作るときに誤りを少なくするために開発されたので、プログラマーの負担が少ない手続き型の言語です。
構造化プログラミングになっており、計算処理やファイル操作をライブラリールーチンとして標準化されており、データの記憶装置上の割り当てにポインタという概念を導入して、オブジェクト指向のプログラミングを実現しました。
1975年、ハーバード大の学生だったビル・ゲイツとポール・アレンが「BASIC」をパーソナル・コンピュータで走らせることに成功し、「BASIC」を初期のパーソナル・コンピュータに標準装備され、広く使われるようになりました。
1978年、デニス・リッチイとブライアンがC言語を公開し、同じ年にJavaが開発され、Javaはオブジェクト指向言語なのですが、C++を単純化してネットワークで使用するように便利に改良された言語で、インターネトからダウンロードしたプログラム(プログラミング)を安全に動作させることができるようになっている言語です。
Javaで作った小さな標準プログラムのことをアプレットといいます。
1985年、ベル研究所のビャーネ・ストロヴストルップはC++を開発し、この言語で構造化プログラムの考えが進展し、プログラムライン番号(番地)を使用しなくてもよくなり、ブール代数が使用することができ、各種の機能がライブラリーで使用できるようになったことから、オブジェクト指向言語と呼ばれています。
マイクロソフトの基本ソフトの作成に使用され、そのマイクロソフトが世界的に有名になったことから、この言語は汎用言語としてプロフェッショナルなプログラマが一般的に使用する言語の地位を獲得することになったのです。
Last update:2022/12/12
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